理学療法士と保育士が考える身体作り~幼児期に必要な運動体験とは~

〇セッション概要

登壇者2人より、現代の幼児期の子どもたちが多様な運動経験する為の時間、機会が少ない現状に対して、日常生活から子どもたちの多様な運動経験に目を向けて身体能力を育てて行く必要性と、その方法を具体的な事例を通し紹介をして頂いた。またセッションの中で、文科省「幼児期に獲得すべき36の基本動作」を手がかりに、どう遊びながら日常生活の中で多様な動きを取り入れられるか、を参加者と共に考えた。

〇参加者の声(事後アンケート・セッション中の発言より)

・とても分かりやすいお話でワークもあり面白く参加させて頂きました。ユニバーサルデザインの違う一面にハッとしました。日常生活での大人の楽しい工夫がますます大切になると思いました。基本動作からの楽しい工夫がすぐに考えつかなかったので頭の柔らかいこどもに手伝ってもらいながら考えてみたいと思います!本日はありがとうございました。

〇セッションを終えて

日常生活においていかに多様な運動経験を作っていくか、両氏の話しから沢山のヒントを頂くことができた。セッション担当者がまさに楽しんでいたように、大人自身が日常生活の多様な動きを楽しみ、それを子ども共に楽しみ、生活そのものを運動、遊び、と日常生活を楽しめるよう発想の転換をしてみようと感じた。

(三井貴美子)

〇セッション紹介

理学療法士と保育士が考える身体作り~幼児期に必要な運動体験とは~

幼児期には多様な運動が必要と言われていますが、それらは「習う」ことしかできない運動なのでしょうか。日々の生活や遊びの中で子どもたちがどのように運動体験を重ねているかを紐解きながら、身体の発達について考えます。

坂口弥生氏(保育士)
得原藍氏(理学療法士)