学校にプレーパークをつくろう!

〇セッション概要

 プレパークの概要やこれまでの歩み、さらにいくつかのプレーパークの成り立ちや運営の様子、そして子どもたちの様子などを、以前冒険遊び場づくり協会にお勤めで、現在は光華小学校の図工教員の古賀先生にお話ししていただきました。後半は光華小学校校長の眞砂野先生より校庭にプレーパークを作るに至った経緯と今後の展望、特に公立小学校がプレーパークを作る時に抱えている課題などについてお話ししていただきました。

〇参加者の声(事後アンケート・セッション中の発言より)

・プレーパークが学校で実践されていることに驚きと羨ましさと未来を感じました。
・プレーパークの場がなくても、プレーパークの趣旨や精神を活かしていけるのでは、というお言葉が印象に残りました。

〇セッションを終えて

 プレーパークが学校にできることは単に子どもの遊び場が充実するという側面だけでなく、学び方、学校の在り方をアップデートすることに繋がることだと改めて感じました。
 特に探究的な学びが推し進められている昨今、子どもが自分の興味を追求している遊びの場が安全な学校にあり、またそこが地域と繋がる場となるように整備していくということは喫緊の課題ではないかと思わされました。光華小学校に続いてこのような取り組みが増えていくように、引き続き力を出したいと思いました。

(酒本絵梨子)

〇セッション紹介

学校にプレーパークをつくろう!

学校の校庭にプレーパークを作った東京都の公立の学校があります。 子どもが休みに時間に遊ぶ、主たる場所の校庭は体育の授業、運動会など指導のために整備されているところがほとんどだと思いますが、まずは子どもの遊びを第一に考え、校内にプレーパークを作り子どもの遊びと学びを豊かにする試みです。この試みについて伺い、校庭のあり方、学びのあり方について考えたいと思います。

眞砂野裕氏(昭島市立光華小学校校長)  
古賀久貴氏(昭島市立光華小学校教諭)