未来の体育の授業研究会これからどうする!? 松下祐樹―レポート

〇セッション概要

昨年3月から月1回行ってきた未来の体育の授業研究会について、始めた時の思いや葛藤、実施した内容などを松下より紹介。今後、未来の体育の授業研究会をどのように進めていくとより良い会になるか参加者とディスカッションした。

〇参加者の声(事後アンケートより)

・授業を一人で考えていると悶々とするけど、多様な立場の方と話をするだけでもアイデアをいただけてありがたい!そんな場になったら良いなと思いました。

〇セッションを終えて

 授業実践について扱う回がもっとあってもいいのではないかというご意見がある一方、そうすると、教員以外の方がこの場に集まる動機が無いのではないかというご意見もあり、いろいろな立場の方と授業について話すということが難しいことだと改めて感じました。また、実践報告だけでなく、これから実施する授業について一緒に考えて欲しいというニーズもあるということが見えてきました。

今後の方向性として、授業づくりの回、実践報告の回、あるテーマについて語る回といった形で整理して各回のテーマを設定していこうと考えています。今後、「一緒に授業を考えて欲しい」や「実践報告してご意見もらいたい」、「このテーマについて話したい」など未来の体育の授業研究会の場を活用したいという方は、未来の体育を構想するプロジェクト(info.future.pe@gmail.com)まで御連絡ください。イベント情報はFacebookで発信しておりますので、チェックしていただけるとありがたいです。ご参加お待ちしています。

(松下祐樹)

〇セッション紹介

未来の体育の授業研究会これからどうする!?

これまでの未来の体育の授業研究会を振り返りながら、今後の未来の体育の授業研究会をどのように進めていくか考えます。職場以外で様々な立場の人と授業について話せる機会どのように生かしていくか。教員の方だけでなく、学校の授業に関わりたい方、興味がある方はぜひ一緒に考えましょう。

松下祐樹氏(一般社団法人未来の体育を構想するプロジェクト)

最近の記事

  1. 「主体性」という名の脅迫 井本陽久氏・坂入亮太氏-レポート

  2. 「教育現場に於ける『消費者と生産者』〜里山自然/教育現場の実践から、行動変容(意識転換)の可能性を考える」 レポートー中川隆義氏(ままmaioka/横浜をつなげる30人、銀行員30年からベンチャー企業へ) 山本尚毅氏(北陸先端科学技術大学院大学修士課程、教育企業勤務)

  3. 「あそび」で「学び」をアップデート!〜一般社団法人「あそび庁」の取り組みから〜  小山亮二氏(一般社団法人あそび庁代表理事)久保賢太郎氏(東京学芸大学附属世田谷小学校/東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程)―レポート

  4. 日本フェンシング躍進の舞台裏から学ぶ「チルドレン・フューチャー・ファースト」 宮脇信介氏―レポート

  5. 体育授業のマインドセット〜体育の苦手な先生も子どもも楽しめる体育授業にするために~白根稔彦氏―レポート