体育教員の専門性の定義についてもう一度考える

〇セッション概要

過去の未来の体育の授業研究会で一旦定義してみた体育教員の専門性について、どのような話の流れで定義されたかを確認したうえで、その定義に対してもう一度集まった方で考える時間を作りました。
ディスカッションでは、「専門性はとがっていることではなく、他との被りがないことなんじゃないか」や「子どもに合わせられることが専門性ではないか」、「子どもがしていることを価値づけられる人が専門家といえるのではないか」、「『体育ならでは』のことはあるのか」など、いろいろな意見がでました。

〇参加者の声(事後アンケート・セッション中の発言より)

・様々な立場で捉え方が大きく変わり、それをどう形にしていくか。そのプロセスに関われたことが有意義な時間でした。

・色々考えるきっかけを与えられました。

〇セッションを終えて

体育教員の専門性を考える中で、専門性とは何か、教育とは何か、教員の役割は何かなどを改めて考える機会となりました。皆さんの考えを聞く中で、自分とは違う考えに触れることができ、自分の考えを広げたり深めたりできる良い時間になりました。未来の体育の授業研究会でこういった場を引き続き作ってきたいと思いました。
未来の体育の授業研究会は、様々な立場を超えて、気軽に、授業について話せる場を作りたいと思って始めた会です。1~2か月に1回、オンラインで、60分くらい、様々なテーマで行っています。立派な実践発表である必要はなく、失敗したことについても話すことができ、参加者の方が各自の実践について考えるきっかけになるような時間にしたいと思っています。テーマは参加者の皆さんから募集しているので、この場を使って実践を発表したいという方やこういうテーマでディスカッションしたいという方はぜひご連絡ください!

(松下祐樹)

〇セッション紹介

体育教員の専門性の定義についてもう一度考える

9/2に行った未来の体育の授業研究会「体育教員の専門性を定義してみる」で、一旦定義した体育教員の専門性について、改めて検討します。一旦定義してみることで見えてくることがあるのではないかということで定義してみたという経緯がありますので、この定義に対して、遠慮なくご意見をいただきながら、考えを深めていけたらと思います。

未来の体育の授業研究会